子供の頃から何度も夢に見るという自分の臨終の場面

2011年10月29日土曜日 ·

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871 :本当にあった恐い名無し :2008/11/12(水) 15:24:52 ID:nGf4UQKC0
自分の死で思い出した話。
母親が妙に真面目な顔で話してくれた、子供の頃から何度も夢に見るという自分の臨終の場面。
見た事も無い和室に布団が敷かれ、自分はそこに寝かされている。
その周りを知らない人達が大勢喪服姿で取り囲み、寝ている自分の顔を覗き込んで泣いている。
目は見えるのに音は何も聞こえず全くの無音。
体を動かそうとしても石の様に重たく冷たくなっていてびくともしない。
私はまだ死んでない!死んでないよ!と、叫ぼうにも口に何か詰められていて声も出ない。
話し終えた後も死ぬのは怖いねぇと何度もつぶやいた。

数年前、道路拡張とかで実家が立ち退かされてすぐ近くに家を新築した。
帰省して他人の家の様になった我が家を物珍しそうに見て回っていると、母親が仏間を指差してつぶやいた。

「この部屋なんだわぁ…」



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