872 名前: 珍事かお笑いか [sage] 投稿日: 2008/12/05(金) 21:26:51 ID:uOCcrTwb0
昔話をしてみる。
修羅場真っ最中で、あんま寝てなかった。
とある事情で玄関の鍵を開けてたのと、あんまりにも静かにハラシマしてたので 鍵のかけ忘れと思ったのか、二人組の泥棒が我が家に入った。
当然、自分と居間ではち合わせ。しかし泥棒、女一人と甘く見たのか、 金目の物が見当たらなかったのか、こっちに近付いてきた。
私は記憶が定かでないが、助けを求めねばと思ったらしい。
しかし、口からとっさに出た言葉が
「ものどもおおおっ! 出あえええええっ!」
なんじゃそりゃと思ったらしい泥棒は、次の瞬間目を剥いた。
庭と隣の部屋からわらわらわらと無数に出てくる赤穂浪士
我が家、でかい日本家屋のため、自主製作映画の人達に庭と部屋の一部貸してたんだ。
私が仕事をしていると思ってた彼らは、気を使い静かにしてくれてたんだが、 部屋にちらばる原稿を見た瞬間、なんとなく悟ったやつもいたようで。
びびって逃げ損ねた泥棒は、討ち取られた偉い人のように警察に突き出された。
その後「拙者、明日切腹したら時間空きますのでお手伝いいたします」と言う浪士が現れ。
……来年、その大石主税(役名)と結婚することになった。
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