去年の夏、仲間10人でリアル百物語やったんだわ。
さすがにローソク百本は無理だから、10話で1本消すルール。
円座を組んで、左回りに1人づつ順番に持ちネタを話していく。
初っ端の俺が話し始めたのは夜8時頃だったかな。
皆なかなか怖い話ばかりで、あっと言う間に時間が過ぎていった。
ローソク10本の簡略版でも意外に雰囲気はあったね。
時間かけて1本1本消していく度、じわじわと暗くなっていくし。
もう深夜2時を回ったくらいだったか、
ようやく99話が終わり、ラストの俺の番が回って来た。
最後だし、俺は取っておきの怖い話をしてやろうと思ってたんだ。
で・・・話出そうとした瞬間、いきなり10本目のローソクが消えた。
誰も吹き消そうとなんかしてなかったのに、勝手にだよ。
もちろん窓も閉めてるし、風が起こるような事もしてなかった。
やっぱ百物語って何か起きるもんだなとホント怖くなったよ。
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