私は、昼休みに図工室に一人残って、版画を作っていた。
ここ何日か休んでいたため、進めないといけないのだ。
二階にある図工室は、あまり人が通らないため、少し怖くなりながらも、作業を続ける。
もうすぐ終わりってところで、突然窓をたたく音がした。
私の友達の結衣ちゃんだ。
「○○ちゃん、終わった?一緒に遊ぼうよ!」
遊びたいのは山々だが・・・
「うーん・・・昼休みのうちにやっておかないと
先生に怒られるし・・・
今日はやめとくよ。」
そう言うと、結衣ちゃんはさびしそうに、
「そうだよね。ごめんね。じゃあ、また遊ぼう!」
と言っていなくなった。
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