やあマーティー (´・ω・`)
私の計算通りなら 君はデロリアンが落雷を受けた直後にこれを受け取るはずだ
心配してると思うがこのテキーラはサービスだからまず飲んで落ち着いて欲しい
落雷の放電により デロリアンのタイムサーキットに過度の負担がかかり
乱れたコンデンサーの働きで 私は1885年に飛ばされたのだ この過度の負担により
タイムサーキットと飛行サーキットも破壊され 二度とこのマシンで飛ぶことは出来ないだろう
私は今 バーボンハウスを開業している 言葉では言い表せない「ときめき」みたいな
そういう気持ちを忘れないで欲しい そう思って始めた仕事だが残念ながら顰蹙をかったようだ
仏の顔もって言うしね 謝って許してもらおうとも思っていない
デロリアンはブートヒルの古い墓地に隣接するデルラルト鉱山の廃坑に埋めた(同封の地図参照の事)
君が1955年に掘り起こすまで 人目に触れず現状のまま保存されることを期待している
車の中に修理方法の指示書を入れておいた
1955年の私の分身ならば修理は簡単……うん「また」なんだ 済まない
最後に重ねて言うが結して私を迎えに来ないでくれ 澄んだ空気と広々とした土地が小生大いに気にいっている
思うに不必要なタイムトラベルは宇宙時間の繋がりが断絶する危険を招くだけだ
ただ気になるのはアインシュタインの事 どうか良く面倒を見てやってくれ
散歩は週2回 缶詰のドッグフードが好物だ
私の遺言と思ってすべてこの手紙の通りにして欲しい
ではマーティー とうとう君に別れを言う時が来たようだ
君は常に誠実でやさしい友達で私の人生を大きく変えた 君との友情は小生の宝だ
数々の楽しい思い出をいつまでも大切にこの胸にしまっておこう
そう思ってこのスレを立てたんだ
真実の友 ドクター・エメット・バーボン 1885年9月1日
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