妹 投稿者:兄 投稿日:12月21日(木) 15時22分42秒
「ドライブに連れて行って」
年子で一つ下の23になる妹とは、友達のように接してきた。
私が、恋人と別れた半年ほど前から、妹は美味しい物を見つけると俺に運転手を頼む。
妹は、雑誌、テレビのグルメ情報には目がない。
妹に文句を言うものの最後は妹と出かけてしまう。
お喋りを楽しみ、美味しい物を食べ、時には買い物をし、妹と出かけるのは楽しい。
しかし帰りの車でいつも、妹でなく恋人とならと思う。
8月最後の土曜日。帰り道で、そんな思いが募り、つい無口になり車を走らせた。
「ねぇ、恋人となら良いのにって思ってるんでしょ、妹ちゃんじゃつまらないなって」
「・・・・・・・・・・」
「ちょっとだけ、恋人になってあげる。夜景見に行こう」
近くの山に登った。
何組かのカップルの乗った車が既に停まっていた。車を降り展望台まで行った。
夜景を見いっていると、妹が見つめてきた。
抱き寄せそっと唇をあわせる。
舌を割るように入れると、甘い香りがした。
片手を胸に遣った、薄いブラウスの上からブラの感触が伝わった。
ゆっくりと乳房を揉む。乳首を探るように動かす。
妹がかすかな吐息をあげた。
手をゆっくりなぞる様に下ろしスカートの中に手を這わせ太股を撫でる。
妹の手が、その手を押さえた。
「ダメ」 吐息の様に囁く。
妹は体を離すと、私の体を後ろから抱いた。
「お兄ちゃんが、彼女と別れたとき、うれしかったの・・・・・
妹の手がTシャツの上から胸を優しくゆっくりと撫で上げた。
「お前のことが、ずっと好きだった」
「ありがとう。でも終わりにしなきゃね」
妹が後ろから腰を強く抱いた。
ゆっくりと妹の腰が下がり、私の体を持ち上げた。
満点の星を見つめながら体が弧を描いた。
見事なジャーマン ・ スープレックスだった
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