一人暮らしってか、猫と二人暮らしなんだが、
その日は休日で、積んでた小説の消化につとめてたんだ。
結構真剣に読み進めてると、真後ろからドンッと強く腰を押された。
結構勢いがあったんで、かなりびびった。
なんだっ!と思ってると、背後から声が聞こえてきた・・・
にゃー
飼ってる猫だった。どうしたー?と小説から目を離さずに手を後ろに回し、
猫をつまみあげて胡坐の上に置いた。
そのままの姿勢で、猫をなでながらしばらく小説を読み進めていると、何か背後から気配を感じる。
何か嫌ーな予感がし始めた。そういえば、いつもうるさい猫が、今日はやけに静かだ。
次第に不安が確信へと変わり始めた。背後に、何かいる・・・
俺は意を決して、後ろを振り返った。
その瞬間、目と鼻の先で、醜悪な顔の男がこちらを睨んでいた!
俺の顔だったよ。
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