二人組の泥棒が我が家に入った。

2010年3月20日土曜日 ·

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872 名前: 珍事かお笑いか [sage] 投稿日: 2008/12/05(金) 21:26:51 ID:uOCcrTwb0


昔話をしてみる。

修羅場真っ最中で、あんま寝てなかった。
とある事情で玄関の鍵を開けてたのと、あんまりにも静かにハラシマしてたので 鍵のかけ忘れと思ったのか、二人組の泥棒が我が家に入った。

当然、自分と居間ではち合わせ。しかし泥棒、女一人と甘く見たのか、 金目の物が見当たらなかったのか、こっちに近付いてきた。

私は記憶が定かでないが、助けを求めねばと思ったらしい。

しかし、口からとっさに出た言葉が

「ものどもおおおっ! 出あえええええっ!」

なんじゃそりゃと思ったらしい泥棒は、次の瞬間目を剥いた。


庭と隣の部屋からわらわらわらと無数に出てくる赤穂浪士

我が家、でかい日本家屋のため、自主製作映画の人達に庭と部屋の一部貸してたんだ。

私が仕事をしていると思ってた彼らは、気を使い静かにしてくれてたんだが、 部屋にちらばる原稿を見た瞬間、なんとなく悟ったやつもいたようで。

びびって逃げ損ねた泥棒は、討ち取られた偉い人のように警察に突き出された。

その後「拙者、明日切腹したら時間空きますのでお手伝いいたします」と言う浪士が現れ。


……来年、その大石主税(役名)と結婚することになった。


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