僕の学校には『魔の教室』という教室がある。
なぜ、こうよばれるかって？僕らの学校は十年前らへんに建てられたまあまあ新しい学校なんだ。でも造るときにね、怪我にあう人はいっぱいいたし、原因不明の病気にかかる人がいっぱいいたからだ。
そんな『魔の教室』もやっとできあがった。しかし、教室が出来上がってからも変なことが起きていたのである。
ある先生は、原因不明の病気にかかり亡くなったり、ある生徒は事故にあったりと不幸なことが続くのでありました。
『魔の教室』になった人はかならずひとりはなくなるのでした。
そんなこともありながら４月になりました。
一人の女の子がそわそわしていた。この子は乙川蕾成(おとかわらいな)という。
今日はクラス替え。蕾成は『魔の教室』になっていないか気になっていたそう。すると男の子が『うそーーーーーーーー』と悲しんでいる子がいました。柳井啓太(やないけいた)だ。
『魔の教室』になってしまったそうだ。啓太が蕾成に『最悪。お前だって魔の教室になればよかったのに』っていってきた。蕾成は『らいは絶対にならんよー』っていいながらクラス表をみると、『魔の教室』 だったのだ。啓太は『お前もか。でも死ぬのは俺だな』と泣きながら道路に飛び出していった。蕾成が予感したとおり、啓太は亡くなってしまった。『魔の教室』に入る前に。数ヶ月たったある月、蕾成は殺人事件に巻き込まれて亡くなった。蕾成は、死んだ時にある事に気付いたのだ。
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