ミケノビッチは,友人のマイクのお膳立てで,初めて会う女の子とデートすることになった。
しかし,ミケノビッチはその女の子がどんな顔なのか知らない。しかも,その女の子はマイクの女友達の紹介なので,マイクも会ったことがないと言う。
「ねえ。マイク」ミケノビッチはモジモジしながら言った。「もし,その子がものすごいブスだったらどうしよう」
「断ればいいだろう?」
「でも・・・相手に悪いし,わざわざ紹介してくれた子にも悪いし」
「そうだ。こうしたらどうだい?」マイクは名案を思いついた。
「彼女に会ってみて,美人だったらつき合う。まあまあ我慢出来るくらいだったら,
二・三回つき合う。ブスだったら,その日だけ夕方まで何とか我慢する。
化け物のようなドブスだったら、そうだな・・・その場でてんかんの発作が起きたフリをするのさ」
いよいよデートの日。
待ち合わせの喫茶店にやってきた女の子は,とてもとっても可愛かった!
そして、ミケノビッチが口を開こうとした瞬間。その子は,
突然白目をむいて倒れると・・・激しく痙攣を始めた。
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