屁に殺された男の話

2010年1月13日水曜日 ·

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162 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/14(金)
20:12:54 ID:WxAizyGz
屁に殺された男の話
千葉邦胤は正月に家来を集めて宴会していたところ、近衆の鎌田万五郎が
配膳の際に、邦胤の御前で
思わず2度も屁をこいた。
邦胤「このめでたい席に屁をこくとは何事かっ!!それも1度なら
ともかく、2度もこくとは余をないがしろにしてのことか!!」
鎌田「いや、そのようなことは。思わず…」
邦胤「「思わず」とは何事だ。思って屁をこけば大逆の大罪である。余に
遺恨あってのことか!」
鎌田「屁をこいたのは手前の不覚。世に「出もの腫れものところかまわ
ず」といいます…」
邦胤「口応えするなっ!!」
激怒した邦胤は鎌田を蹴り飛ばし、脇差に手を掛けた。重臣たちはおどろ
いて鎌田を宴会場から引きずり出し、
邦胤に助命を嘆願したのでことなきを得たが、半年間蟄居の処分となっ
た。
しかし、万座で恥をかかされた鎌田はその恥辱を抑えることができず、7
月のある晩に邦胤の寝所に忍びこみ、
邦胤を刺し殺した。
家来たちは虫の息の邦胤から鎌田が犯人であることを知りしらみつぶし捜
索し、もはや逃れることはできないと
悟った鎌田は切腹して果てた。
出典「関八州古戦録」
みんなも、隣に居る人がこいたからって、笑ったりしちゃダメですぞ。


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